考えたことのまとめ

備忘録です

HSP人間が娯楽の受け取り方を考えました。


わたくしは、自身がHSPであることを自覚しています。
HSPとはいわゆる「繊細な人間」です。細かいことは是非お調べ下さい。
よく発達障害精神疾患と並べて語られることがあるのですが、無関係ではないとはいえHSPは「疾患」ではなく、「気質」のひとつだと言われています。その気質も、一定の傾向はあるものの人によって千差万別です。
HSPの存在や評価の是非については、ここでは語ることはできないことなので、その話は置いておきますね。


さて、何故今ここにきて自分の気質を申したかといえば、「お笑いを見る」ことにおいてもこの気質を発揮してしまうことがあるからです。
某ライブの配信を見た時に、「このコンビは静かで落ち着くな」「このコンビは、漫才は面白いけど見ててちょっと疲れちゃうな」ということがありました。
私の気質としては、空気に敏感だったり、突然の大きい音が苦手だったりします。音や空気が耳や肌に刺さる、というのが妥当だと思います。
そこで別のライブでの配信で、そのコンビだけ音を小さくして見ました。すると、視聴後の疲労感が少し軽減されたのです。これは大発見です。何か賞をください!
なんてことはないのですけど、「これで楽しめるものが増えた!」と思いとてもウキウキしました。


本来、ストレスを発散したり心を癒したりするはずの娯楽で疲れるということはもやもやすることだと思います。
私の場合は音楽やお笑いが娯楽なのですが、もやもやがあると、後は何で癒されればいいの?と悩んでしまうことがありました。
特にお笑いはネタのみならず、ラジオやバラエティなど幅が広く、ファンなら全てを追わないと、という強迫観念もありました。それでは、本末転倒ですよね。それで疲れちゃって界隈を離れたこともあります。


多分、この気質ってとてもスペクトラムなものだと思います。
誰にでもあることで、それが強いか弱いか、自覚しているかしてないかの違いです。
私は気質が敏感で、尚且つそれを自覚している、ということだけです。たまたま。
しかしながら、自覚することで娯楽に対して自分で気持ちを調整しながら、楽しみ方を考えることができる、ということでもあります。
何も考えずに音楽に感動したり、ネタで笑ったり。逆に頭を使って思考、考察したり。
それで人生が豊かになるのであれば、こんなに幸せなことはないですよね。


M-1もそうで、敗復からリアタイしていましたが最後は体がボロボロでした。
それでも何度も反芻して、思考を整理して、自分なりの楽しみ方が出来たなあと思います。
感想をまとめてブログをつくり、とてもすっきりしています。
できる限り、かつ義務感を負わないで、一ファンとして娯楽を享受したいものですね。
ありがたいね〜。